皆様の声



23.TNさん(会員) 2017/7/12


随分時間がたってしまったが季節感のある話なので、日時を特定して書き置かなければならない。それは6月12日のことである。
いきさつは、あとで説明するとして、この日何と、京浜東北線港南台の駅から徒歩20分の緑深い谷で、天然の蛍を観賞した。
それも群舞と言っても過言ではない多くの蛍を観ることができたのである。

その場所の名前は「瀬上沢せがみざわ」、横浜市の南部にあり、三浦半島から続く、緑の回廊の北端に位置している。
南アルプスの伏流水を源流とする美しいせせらぎに沿って、湿原や農地が拡がり、それを森が取り囲むという「谷戸やと」(丘陵地が浸食されてできた谷状の地形を言う。時には生態系も含めて使われる言葉)の景観が残されている。
蛍が自生しオオタカが舞う自然とともに、遺跡や貝化石等も発見されているゾーンだ!

ところが、2014年東急建設から横浜市に対し、宅地、商業、医療、福祉施設等の大規模開発計画が提案され、この貴重な自然が埋め立てられようとしているそうだ。
当然住民は反対だが土地を売りたい市民もいて、今年中には横浜市長が最終決定するとのことである。
そして、これに反対するために「認定NPО法人ホタルのふるさと瀬上沢基金」の代表をかって出ているのが、なんと旧知のTTさんなのである。
彼はリタイア後故郷である港南台に住み、大半の時間をこの反対運動に注いでいる。

公平に言って、このような大規模開発は、人口が減り続けている将来の人間にとってどれほどの価値を持ちうるのであろうか?
むしろ長い目で見れば、自然の方が人間にとって幸せをもたらすという価値観に賛成したい。
横浜市や東急建設の皆さんも一度ブータンを訪問してもらいたいものだ。

私にとって、港南台という場所は、不思議な地域だ!思いがけず、多くの人の繋がりがあるのだ。
友人のSAさん、かつての仕事仲間であったSTさんもこの町内に住んでいてこの二人も違った形でコミュニティ活動をやっている。
そして、私が、間を取り持つ前から、この3人は知り合いであった。
丁度リタイアした人たちの年代が、昔この辺りに分譲住宅を買ったのであろう。
南多摩のようにエレベータのない5階建てのマンションなどもあって、5階は無人になっているそうだ。管理費も高くつくよね?

もう一つローカルな都市らしい話がある。なんとこの3人は、駅前にある小さなスナックでの飲み仲間、歌う仲間であったのだ!
このスナックには、話題豊富で闊達なママがいて、この3人以外にも新しい仲間を紹介して、このコミュニティはどんどん増えているらしい。

私は、時々横浜に来ることがあるので、その日の夜この3人に集まってもらって、港南台の夜を楽しんでいる。3人以外にもずいぶん多くの顔見知りもできた。
みんなは心からのカラオケ好きで、この店の昼の時間でやっている一人1000円のカラオケタイムにも、殆んど毎日通っているというから驚きだ!

観察していると、社会的地位も高かった人が多く、人付き合いにも長けていて、実に楽しい定年後の人繋がりが出来上がっている。
東京のマンション族には、考えられない世界がそこに存在する。
私も面白がって、2か月に一度程度、この町を訪れている。天然のホタルに出会えたのもこのおかげだ!
とりあえずこの人たちと付き合っていると、まだまだ面白いことに出会えそうだ。



22.RAさん(会員) 2013/5/30


<夜間昆虫調査に参加して>
午後6時集合。暮れていく西の空を見るのは久しぶり。
夕暮れ色の空を眺めているのは飽きない。
さてさて、凄い準備がある事に目を丸くした。
発電機、白いスクリーン、ブラックライトに白いライト。
こんなに大掛かりとは、驚き。
7時頃暗くなり始めて、アブラコウモリが飛翔し、トビケラの仲間が来る。
大きなヤマトクロスジヘビトンボや小さな甲虫達、綺麗な蛾の仲間。
夢中に時間が過ぎていく。
貴重な体験を、皆様ありがとうございました。(R.A)



21.PBさん(会員) 2012/3/11


<瀬上沢ガイドツアーに参加して>
今日は色々と教えていただき、ありがとうございました!
一部人間の手が加わっていましたが、そのままの自然にたっぷり触れて何だか心が暖かくなりました。

今回初めて訪れましたが、ひと言で言うとまさに「百聞は一見にしかず」。
逞しくそびえ立つ大木や竹、そして見るだけでなく鳥のさえずりや水の流れる音が心地良かったです。
行政と地権者、そして住民の様々な事情はあるかと思います……が!
ただ、一度壊してしまった自然は同じ姿に戻すのは非常に困難だと思います。
少なくとも自分は「人間だけの価値観」に縛られず他の様々の生物の「声にならない声」を尊重し、 一人でも多くの人間に同じ思いを持ってもらえるよう、周りの人たちに瀬上沢の現状を発信していきたいと思います。



20.SOさん(会員) 2012/2/17


<メロディランド瀬上沢もみじ狩りツアー:SBKがガイドのお礼>
(平成23年12月11日)
当日は晴天に恵まれ、また何よりも皆様の温かいご支援により無事に、また子供たちにとっても保護者にとりましても実り多きツアーとなりました。
歴史に触れることができたことも、皆さんとても喜んでいらっしゃいました。
蛍達が住むところは実に懐深い山に抱かれていたのだなー、としみじみと感じまた。
だからこそあそこには蛍がいるんだなー、とも知ることができました。
子供たちは伸び伸びと、また大人たちは束の間の癒しを、私は、皆様のお優しさを感じ嬉しさと感謝と感激と、そしてまた次回、別の季節にここに来たい!という思いで、胸が一杯になりました。
本当にありがとうございました。
蛍達がいつの日か皆様の支援から自立して、安心して暮らせるような環境がやって来ますことを、心からお祈りいたしております。
大変遅くなりましたが、紅葉狩りの冊子が出来上がりましたので送らせて頂きます。
子供達も保護者も楽しかったことがお伝えできていれば幸いです。



19.TJさん(会員) 2011/12/3


<人間1人に400本の樹木が必要>
最近読んだ本にこのようなことが、書いてありました。

人間は、考えたり体を動かしたりするとCO2(二酸化炭素)を出します。ほとんどの動物は、O2(酸素)を吸ってCO2を出して生きています。その動物が出したCO2を吸って、逆にO2を出している生き物が植物です。
従って、植物がいないと、人間を含めた動物は呼吸さえままならなくなり、死んでしまいます。

1人の人間の呼吸をまかなうために、およそ15本の樹木が必要と言われています。15本ぐらいの木の共同作業があって初めて、人間1人が生きていけるのです。

ところが、もっと忘れてはならない事実があるのです。
現代の人間は、石油・石炭・天然ガスを燃焼させることでエネルギーを得ています。
金属・ガラス・石油が原料のプラスチックはすべて生産段階で熱を必要とします。
その際に排出するCO2は、人間の呼吸の20倍以上になり、日本人1人あたりのCO2排出量を、樹木による呼吸で換算すると約376本もの木がCO2の吸収に必要なのです。

人類は多くのCO2を出しその吸収には400本近くの木が必要で、まさに森林が不可欠になっているのです。
しかも、CO2を確実に吸収するためには、森は健全な状態になっている必要があり、人間の健康と森林の健康は、切っても切れない関連があると言えるのです。
(「緑の国へ生まれ変わる日本のシナリオ」  稲本正)

私はこれを読んで、何よりもリアルなことだと感じました。
私たちは、どんなことがあっても、呼吸をしなくては生きられないのです。

さらに、中国やインドの1人当たりのCO2排出量が日本並み(日本は1人当たりの排出量が多い)になったら、人類は崩壊の危機を迎えると、書いてありました。

健全な森林を維持するための間伐(木を切る)は必要ですが、経済的な理由での無理な開発による森林伐採はもうしてはいけないと、誰もが考えるはずです。
「関心がある人だけが知っている」「誰かがなんとかしてくれるだろう」ではいけない事態になっているのだと思います。

パートナーである樹木、植物をもっと尊重するべきです。
まずは、身近な目の前にある大きな問題に目を向けて、行動を起こして欲しいと願います。 
※(”水と緑の教室”より、転載しました。管理人)



18.AIさん(ゲスト) 2011/10/7


<夏季体験学習で思ったこと>
夏季体験学習の際には、お忙しい中大変お世話になり、ありがとうございました。
私は昨年度の文化祭で、瀬上の自然について初めて知りました。
その時に、地域の方々が協力したからこそ、今の自然があるのだと知り、瀬上地域の方々のすばらしい団結力に、感動と尊敬を感じました。
そのこともあり、今回の環境調査に参加させてもらいました。
実際に見る自然は美しいものばかりでした。
先生やNPO法人の方々の知識には驚くばかりでした。
この出来事を通して、地域の方々が守ろうとした理由が分かったと思います。
瀬上環境調査での貴重な体験を忘れず、今後の生活にいかしたいと思います。



17.MYさん(ゲスト) 2011/9/25


<瀬上沢のガイドツアーに参加して>
すぐ近くに住んでいるのに、瀬上沢という地名は今年初めて知りました。
俳人の渡辺萩風先生からここの自然環境保全活動について教えて頂き、9月11日、瀬上沢文化遺産研究会主催の「秋の瀬上沢ガイドツアー」に参加しました。

開発を免れた里山とせせらぎ、つまり谷戸の自然は想像していたよりも豊かでした。
市内には谷戸の地形を残した公園や市民の森が幾つかありますが、瀬上沢は面積が広く、せせらぎは長いので、蛍が多数生息しているとの説明にも頷けました。
自然環境の保護の意義については、NPO法人の方々が主張されている通りだと思います。

ガイドツアーに参加した際に覚えた感動や自然保護についての感想を、最近始めた俳句で表してみました。
浅学稚拙な点はご容赦頂ければ幸いです。
意図的に「瀬上」の地名を入れて詠んだ句です。

  万緑の森が残りし瀬上沢
  保護されし瀬上の森や蝉時雨
  瀬上池蝉鳴き競う森の中
  手を清む瀬上の森の山清水

その他には、

  蝉の声環境保護を叫ぶ様
  人の手の入らぬ森や蝉時雨
  蝉の声何処までついて来るのやら
  草臥れて歩み止めれば葛の花
  谷戸残暑玉紫陽花の盛りなり
  稲作も谷戸も護りし案山子かな

尚、自然観察のツアーにあっては、美しい花を見つけた時など、ついつい摘みたくなるものですが、これは控えましょう。
研究目的以外では草の葉一枚も採らない勇気が必要です。
一般にも同じことを周知啓蒙徹することにより、自然環境の保護の意義を実感してもらうように努めたいものです。



16.SWさん(会員) 2011/9/7


<ほたるのふる里「瀬上沢の森」を歩く>
2011年9月11日(日)晴
ガイドツアーの時に詠みました句をお届け致します。
NPO法人の方々の汗を美しく感じました。
どうぞこれからも自然保護の為に頑張って下さいませ。



15.SWさん(会員) 2011/8/13



(2011年8月8日、「朝日俳壇」入選句)
自註 & 随想:
「私は城が好きである」と言う司馬遼太郎の口調(NHKTV・語りは田村高広)を借りれば、「私は蛍が好きである」。 「好き」に理由付けは要らない。
でも蛍を見た瞬間に故郷を想い、「子供に戻れる」、ということだけは言える。


今年は蛍の出が早かった。6月中旬には源氏蛍が多く見られた。蛍の闇は美しい。


舞いながら時折、星座を織りなすようにも見える。
水音が蛍には円舞曲に聞こえているのかも知れない。
時には蛍の飛ぶ様からドラマを観るようでもある




万葉人が歌った「まほろば」を用いた萩風俳句は他にいくつかある。

(「NHK俳壇」入選句) 
私は「美しい風光」を「美しい言葉」で「美しい旋律」で賛美することこそが俳句と信じている
掲句の味噌は着地の良さを狙って下五を名詞止にしたこと

【閑話休題】
掲句を詠んだのは6月22日、横浜市港南区の「瀬上沢」だった。
瀬上池に向っての小川沿いには蛍狩を楽しむ人が多かった。
「いつまでもこうした自然が保たれていることは貴重ですね」などと周りの人々と語らっている時、「実はここにも開発の波が押寄せているのですよ」と憂いと心配の声が耳に入った。
偶然だったが、一帯の自然保護に当っておられるNPO法人の要人で、開発反対運動を熱心に進めておられる方であった。
自然が破壊されれば蛍はいなくなる。俳句どころではない。子供達の喚声も聞くことが出来なくなる。
誘われて私は躊躇なくこのNational Trustの輪に加わった。
宇宙広しと雖(いえど)も「せせらぎ」があり「蛍」がいるのは地球という星のみである。
「せせらぎ」も「闇」も「蛍」も失ってはならない。そして美しい言葉も。




14.TJさん(会員) 2011/8/10


<栄高校生物調査に参加して>
初めて栄高校生き物調査に参加しました。
小さな頃から生き物が好きで図鑑を見て育ちました。
そして今日図鑑の中で見るような虫や魚を、実際に自然の中で見ることができて大興奮しました。
久保先生の講義を聴きながら行われたので幼い頃の虫捕りとは違った見方が出来、大変勉強になりました。

いろんな生き物を発見することができましたが、多くは数が減ってきてるようです。
過去に多くいた種類でも今では、生息していないものも、いるそうです。
今回去年発見できなかったヌマエビを発見できたので良かったです。

人間と違いそこに生きている生き物達は、生きていく場所(生息地)が限られているのに、どんどんその生きていく場所を、せばめられて、なおかつこの先、その場所が残されるのか、生きていくことの保障がないことを思うと心が痛みます。
また、それが人間の経済的な理由によるものである、と思うと悲しくてしかたありません。
あらためて、瀬上沢の今残されている自然をこれ以上減らすことなく、残していかなくてはいけないと、思いました。



13.MTさん(会員) 2010/5/27


<私たちの近くには、自然豊かな瀬上があります。>
東京で生まれ東京で育っていた息子たちは、よく自家中毒をおこしていました。
実家の父がそれを知り、「そんな育て方をしてはいけない」と叱られました。
「もっと自然の中に放ちなさい。そうしたら、そんな症状は無くなる」と言われ、港南台に越してきました。その頃もちろん瀬上の存在は知りませんでしたが。

学校から帰ってくると復習し、翌日の準備を済ませ、おやつを食べると友達の所へ遊びに出かけ、夕方遅くまで返ってきませんでした。
夏は日も長く、遊びが面白いのか日が暮れてもなかなか返ってこないのに心配した私は、夕食が六時でしたので帰宅時間を六時と決めました。
約束を守らなかった場合は、夕食抜きという約束もしました。
しかしよほど楽しかったのか、息子たちは約束の時間を過ぎても帰ってきませんでした。私は心を鬼にして約束をさらりと決行しました。
どろんこで汚れた体をお風呂で洗いタオルで拭くと、「はいもう寝なさい」と。
育ち盛りの子供には、さぞお腹が空いてつらかったと思います。翌日の朝食が進んだことは云うまでもありません。
それ以来、約束はきちっと守り、いつの間にか自家中毒も出なくなっていました。
子供たちが夢中で遊んだこの場所が瀬上だったのです。

【瀬上沢の子供達】*アースデイ写真より

自然の大切さが叫ばれます。経験を通して更にさらに自然の大切さ、尊さ、恵みの大きさを感じます。
自然は母であり、父であり、かけがえのない教科書であり、偉大な教師であり、友達でもあります。
油断すると時としてこわい相手でもあります。

先日、ぽかぽかと晴れたピクニック日和にある施設を用事で訪れたとき、唖然としました。
外の清々しい空気と違って館内はもうもうとじゅうたん埃の臭いが漂い、幼い子供たちの歓声が響き渡っていました。
様子を見ていると、母親たちが子供を遊ばせに連れてきているようでした。
その中で三々五々お弁当も食べていました。
雨天ならまだしも、このようなお天気の日には自然の中に連れて行ってあげて!瀬上があるよ!と叫びたい気持ちでした。
私たちの近くには、自然豊かな瀬上があります。
お天気の良い日には、ぜひ自然の中で遊ばせてあげて下さい!



12.NYさん(会員) 2009/9/18


<8月のクリーンアップと9月のウォーキングに参加して>
クリーンアップは2カ月に一度の私の楽しみになりました!!
やはり、ゴミがあったところから、新しい伊吹がを見るのは感動的なものです。
当日は夏の暑さにも関わらず、沢山の方が見えて、自然を大切にする思いがある方々がたくさんいるのだな・・と、しみじみ感じました。
途中、トンボなども見られ、秋も感じられました。

先日のウォーキングでは、お題をいただきながらのウォーキングでした。
私のお題は「聞こえてきたセミの名前は?」でした。
すっかり秋のよう気の瀬上では、セミよりも秋の虫たちのほうが「俺たちの番だ!」と言わんばかりに鳴いていましたが、 つくつく法師が夏の最後の一仕事のように、一生懸命鳴いていました。
ガイドさんのもと、たくさんの花の名前を教えていただきました。
普段葛餅でしか見ない葛の花や、珍しい南蛮キセル、つるぼな等、私が普段見ない植物や、見たことがあっても、名前の知らない植物をたくさん知ることが出来ました。

とても充実した両日でした。



11.NYさん(会員) 2009/6/15


<6月14日クリーンアップ>
今回で3回目のクリーンアップへの参加でした。
天候は暑くなく、少し汗ばむ程度でした。

現地に行って驚いたことは、草の成長ぶりがすごいこと!!!
蔦系の草はいろいろな雑草、ゴミに絡みつき、今回の最大の敵でした。
清掃中、毎回苦戦するのは「ビニールシート」。
今回もシートと格闘。しかし、前回の清掃もあって、シートの上に蓄積されていたゴミも軽くなり、なんとかビニールシートが取れました。
そのビニールシートを取ると、次は、ゴミの山。
ゴミというよりは産業廃棄物というのか、釘や鉄の塊がたくさん出てきました。

先ほどもゴミに絡みつく蔦は敵!なんて言いましたが、蔦よりも、季節柄、虫も多く出てきました。

今回は、木をひっくり返して、
アリの大群に悲鳴・・・、電気コードかと思ってつかんだミミズに悲鳴・・・、
スズメバチに悲鳴・・・、錆びた鉄の棒と針金をムカデと勘違いして悲鳴・・・・・

もっと、虫になれなければいけませんね・・・。
虫たちは、私を敵視しているかも・・・??

仲良く生き物たちが共存できる自然に戻したいです。



10.Oさん(ゲスト) 2009/4/29


4月26日、パタゴニア横浜支社主催のガイドウォークに参加した、Oです。

当日は、(ガイド役の)寺本さんをはじめ、皆様には大変お世話になり有難うございました。

初めて瀬上沢に行くことになりましたが、日頃暮らす横浜市内とは、とても思えないほど、自然豊かな森でした。
沢の水が意外にきれいで、また量も豊富だなぁと思いました。本当に驚きました。
ガイドいただいた具体的な自然のお話にも、興味深く感じました。
是非、ホタルの夏、紅葉の秋に訪れてみたいと思いました。
もっと、歩いてみたいので、市役所へ、円海山のマップをすぐに注文して取り寄せるつもりです。

この自然、なんとか残すようにするのが市民の役目なんじゃないかなぁと、実感することができました。

あらためて、お世話になり有難うございました。



9.MFさん(会員) 2009/4/15


HP「みんなのひろば」の中心にある、基金リーフレットの表紙イラストを書いて下さった、 篠原克暢さんのクラフト展示販売会が港南台バース1F広場で開かれています。
開催期間は 4/15~4/21です!

篠原さんはクラフト作家ですが基金の為に特別にイラストを描いてくださいました。
本職のクラフト作家としての篠原さんも是非ご覧下さいますようご紹介します。
さまざまなクラフトが並び、キ ーホルダーなら945円。しかも篠原さんご自身が常時待機して いて「名入れ」をしてくださるそうです。



8.NYさん(会員) 2009/4/13


4月12日に私にとって2回目の瀬上沢クリーンアップに参加しました。
天候も春らしい穏やかな陽気で、とても良い日でした。
約30名で清掃を行いました。

2度目の参加で、私も現状を把握していた事もあり、スムーズに清掃は進みました。
前回同様、大量のタイルを片付け、粗大ごみを集め、草の伐採をしました。
清掃は達成感もありますが今回は春ということもあり、沢山の虫たちに出会うこともできました。
しかし・・ムカデに出会ってしまった私はどうにもこうにも、手が動かなくなってしまいました。
でも、虫が居るということは、自然のお恵みだと割り切って、感謝しつつ、清掃を続けました。

このまま清掃を続け、ゴミゼロを目指し、虫が沢山すめる瀬上にしたいと思いました。



7.KYさん(会員) 2009/1/11


お正月に地元の方の案内で、瀬上沢を初めて散策しました。
横浜に、蛍が飛ぶ自然を見て驚きと感動がありました。
すれ違う人とお互い道を譲り合い、挨拶しながら散策しました。
この自然を後世に残したいと感じました。



6.MFさん(会員) 2009/1/3


<2009年1月1日 初日の出>

瀬上からではありませんが、連峰する円海山特別緑地保全地区大丸山からの眺めです。
先年、樹木の一部が刈り取られ初日の出がよく見える様になりました。
京急が持っていたところですが、その後横浜市が買い上げました。

今年は雲もなく本当にきれいな夜明けでした。
地球にとって、人類をはじめとする命あるものにとって、希望の持てる年になることを祈って・・・
すべては小さな一歩から始まります。
瀬上沢の保全にとってもすばらしい幕開けであるように・・・



5.STさん(会員) 2008/12/7


<20081206「NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金」設立記念 瀬上沢紅葉狩りウォーク>

昨日の雨と最大瞬間風速27.3mの強風が吹き荒れたのがうそのような晴天。
しかし、少しばかり北風が冷たい。
港南台駅集合組み、上郷高校集合組み、トン汁準備班 0歳の赤ちゃんから85歳のお歳の方まで合わせて90名もの方の参加をいただきました。
参加して下さった方々、ありがとうございました。

コースは、上郷高校前―製鉄遺跡―アスレチック手前階段左折―貝化石・横堰―池の下広場―瀬上池―池の上休憩所―漆窪休憩所―大丸広場―いっしんどう広場―港南台さえずりの丘広場(昼食 ジャガイモ入りトン汁)

昨日の強風で葉は落ちてしまったかと思われましたが、瀬上池のもみじは陽の光を浴びて美しい姿を見せてくれました。
初めて参加された方も多く「近くに住んでいながら、来たことがなかった。横浜にこんな所が残されていたなんて来て良かった」と話されていました。

今日は、「ホタルのふるさと瀬上沢基金」が「代々の人々によって残されてきた瀬上沢の緑と自然のバランスの取れた姿を千年後の世代まで自信を持って引き渡していきたい」(設立趣意書との願いの第一歩を踏み出した日となりました。

(付録)
なぜ、”ジャガイモ入りトン汁か?”

今年2008年は国連が決めた「国際イモ年」
食料危機や栄養不良、飢餓や貧困削減に役立つバレイショの重要性に関心を持ってもらおうと「国際イモ年」を企画したそうだ。

地域新聞の記者に話を聞いて初めて知ったのです。
ジャガイモを植えるには、時期が遅すぎたし、「瀬上沢基金」には植えつける土地はまだないし。

それで、もみじ狩りウォークを楽しんだ後、大きなジャガイモ入り暖かいトン汁をいただくことになりました。



4.AYさん 東京都 2008/12/7


12/6快晴、「瀬上沢もみじ狩りウォーク」に参加した。
集合場所の港南台に来るのは初めてだ。
都内在住の虫が苦手でデパート巡りが大好きな私が1時間半も電車に揺られ今日ここに来た理由は、 前職の時にとても尊敬していた大先輩が定年退職後も当時とかわらず忙しそうに、でもどこか嬉々として輝いている訳を知りたかったからかもしれない。

久々に歩いたアスファルトでない土の感触に、あたたかいぬくもりを感じ、赤や黄色に染まる木々に溜め息がでた。
澄み切った空、遠くに見える富士山の美しいこと。
大自然を前に、自分が普段感じている悩み事がとてもちっぽけに思えた。

今日のウォークで世代や性別に関係なく沢山の人と触れ合えたこと。
もくもくと歩いている中で自分の中の自分と向き合えたこと。
自然のすばらしさをあらためて感じた。
はじめて訪れた私にさえ、ずっと後世に残して欲しい場所だと思えた。



3.MFさん(会員) 2008/12/7


<NPO法人ホタルふるさと瀬上沢基金設立記念 『紅葉狩りウォーク』開催ご報告>
昨日の荒天から打って変わっての青空の広がるさわやかな日になりました。

港南台駅前には、集合時間には50名をこえる方々が集まりました。
初めて港南台駅に降り立った方もあり、新たな広がりが感じられます。
上郷高校前での集合の方々と合流、総勢70名をこえる団体となりました。
途中参加もあり最終地での参加者は90名となりました。

遺跡の眠る開発予定地だったところを目の当たりに、一同うなずきながら説明に耳を傾けます。
昨日の雨の名残りのぬかみのある瀬上沢から瀬上池での紅葉を愛で、杉林のなかののぼり道に少々あえぎながら、いっしんどう広場へ到着しました。
色づいた木々の向こうに富士山と箱根の外輪山が望めました。
最終地の横浜水道局の配水施設に作られた“さえずりの丘公園”へは、一旦、瀬上から離れ港南台方面へと下ります。
瀬上周遊の尾根道からは入れないので普段はなかなか訪れることのない“さえずりの丘公園”では、基金への協力メンバーが心をこめて作ったイモ汁(ジャガイモたっぷりのトン汁)が待っていました。
国連での国際ポテト年にちなんで作っていただきました。

360度展望の丘で、瀬上から円海山へと連なる緑と、ベイブリッジやランドマークまで広がる横浜の市街地を眺め、
横浜市として次の世代に残すべき瀬上沢一帯の緑をしっかりと保全していく大切さを改めて認識した一日でした。

ご参加くださいました皆様、有難うございました。
今後とも基金へのご支援よろしくお願いいたします。

イモ汁(100円)売り上げ:9450円、(うち6337円は容器・材料費、寄付;:手づくり味噌)
参加者名簿確認:90名のうち基金の役員6名記者の方が2名でした、ほかにワンちゃんが4匹でした。年齢は最年少0歳3ヶ月、最高齢85歳でした。



2.RNさん 横浜市旭区 2008/11/17


<~瀬上の森の思い出・これからも瀬上の森を残して欲しい~>
瀬上の森は小さい頃から「庭」のように毎日遊んでいた場所です。
小学生の頃の放課後、友だちとは毎日のように「じゃあ、あとで瀬上でね!」と遊ぶ約束をしていました。
放課後にこども同士で遊べる、そんな気軽な場所だったのです。
休日には煮干やスルメを持って、「ザリガニ釣り」をしたのが今でもとても楽しい思い出として心に残っています。
おたまじゃくしをみつけたり、横堰のところで遺跡の貝を探したり・・・。
思い出せばきりが無いくらいの多くの思い出があります。

瀬上の森で体験した多くのことは、大人になっても「楽しかったな~」とよく思い出されます。
そして多くのことも学んだと思います。
自分の子どもたちにもあの体験を是非させてあげたい!と思っています。
これから先のずーっと未来まで、あの瀬上の森を保全して欲しいです。

先日久しぶりに瀬上の森を訪れた時、水田がなくなり、荒れた湿地になっていたのがとても残念でした。
出来たらあの水田をまた復活させて欲しいです。
水田の中のおたまじゃくしやザリガニを見るのがとても好きだったので・・・。

整備されすぎた里山公園よりも、昔に戻ったような里山として保全されることを強く望みます。
その為にも瀬上沢基金の活動を応援していますので、頑張ってください!!

港南台育ち、現在旭区在住 32歳 女性



1.OHさん 横浜市金沢区 2008/11/11


20年に亘って会社人間をしておりましたが、高齢出産を機に退職し、 自宅に入ってからは、子供連れで近隣へ出かけることが多くなりました。
地方出身者の私には横浜にこれほどの自然が残されていたのに驚かされました。
子供には是非このような自然と、それからエコロジーな生活を送って欲しいと考えるようになりました。
大型の商業施設はどこも似たようなものばかり、もう充分というのが私の考えです。
「一度壊した森は二度と戻って来ない」
この言葉が心にうかびました。
たいへんでしょうが、頑張って森を守っていただきたいと思います。