◆ 横浜南部の貴重な自然をたいせつに!   
  N P O 法 人       ホタルのふるさと瀬上沢基金
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  活 動 報 告 > 【 活動報告 】   【 活動記録 】
 
 
新らたな瀬上沢地区開発計画の状況

↑ こちらをご覧ください


   活 動 報 告

                              【 2009〜2012 】                           


          「 あなたが共感するフライヤー(チラシ)に投票を! 」       (2012/12/11)

                      神奈川県のNPO支援を目的にした”神奈川チャリティアクションキャンペーン”の活動の一環として
                     “共感発信プロジェクト”で、フライヤー(チラシ)コンテストが開催中です。
          当基金は対象NPO12団体に選ばれ、応募デザイナーとのコラボで、“1万人の想い寄付”のチラシ
          が完成しました。
          12月6日から1月11日まで、皆様が共感したフライヤーへのWeb投票を受け付けています
          ぜひご覧頂き、瀬上沢基金に投票をお願いします。

                投票はこちらから  → 共感発信プロジェクト

                 対象フライヤーはこちら →  チラシ@  チラシA
             
   




         「パタゴニア・VYC(ボイス ユア チョイス)」 投票結果と御礼       (2012/11/16)

                    8月から10月まで行なわれた、VYC投票にご協力ありがとうございました。
                 
                   ホタルのふるさと瀬上沢基金は、パタゴニアベイサイドストアでの全投票522票中311票で
                   第1位となり、20万円の助成金を頂きました。本助成金の主旨に則り、目標に向かって
         効果的な活動を展開してまいります。

                  VYCは、パタゴニア環境助成金の決定に顧客の声を反映すると同時に、投票期間を通じて
                 店頭やウェブサイトに露出することで、参加いただいた環境団体の活動への認知を高めることを
                 目的としたプログラムです。投票対象となる団体は、全国の直営店舗とダイレクトセールス部門が、
                 活動内容、地域性、緊急性などを検討して事前に選考した各2団体、合計36団体です。

                  詳しくはこちらこちらをご覧下さい
                 → http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=36468
 
                  


           「パタゴニア・VYC(ボイス ユア チョイス)」 投票のお願い       (2012/9/3)

         説明: ボイス・ユア・チョイス

         パタゴニアでは、毎年地域で活動する環境保護団体に活動助成金を寄付する制度があります。
         “ホタルのふるさと瀬上沢基金”は、今年もこの制度にエントリーしました。

         パタゴニアベイサイド・アウトレット店にて、
      助成金を決めるための
VYC(ボイス・ユア・チョイス)投票を実施しています。
      製品お買い上げの有無を問わず、投票期間中にご来店いただいたすべてのお客様に、
      ご来店ごとに1回の投票をしていただくことができます。

      ぜひ皆様もお出かけの上、“ホタルのふるさと瀬上沢基金”に投票をお願いいたします。

              期 間    828日から103日まで     
              場 所    パタゴニアベイサイド・アウトレット店        
                      横浜市金沢区白帆4-3     電話: 045-778-1205
                      シーサイドライン鳥浜駅より徒歩5分くらいです

          詳しくはこちらをご覧ください。  → パタゴニア ベイサイド・アウトレット店





         「ホタルのふるさと瀬上沢基金 第4回通常総会」が開催されました。
                                                           (2012/6/28)
           
           平成24年6月23日(土)(13時〜17時30分)、港南台地区センターに於いて
           ホタルのふるさと瀬上沢基金 第4回通常総会が開催されました。

           第1部は、総会成立要件確認の後議事に入り、1号から4号議案まで全議案が承認可決
           されました。

           第2部は、当基金顧問で、神奈川県自然保護協会理事長の藤崎英輔氏より「私の自然感」
           と題して、講演会が行われました。

           引き続き第3部として交流会が行われ、親睦と意見交換が行われました。

                               <ご参考> → 「第3回通常総会決議のご通知」





                
                        年頭のご挨拶 
                                                 2012年1月1日
                                                 理事長 角田東一

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、東日本大震災、和歌山の集中豪雨、タイ大洪水など、大きな自然災害に見舞われました。
自然破壊による温暖化が、近い将来もたらす地球規模での災害を予感させるものでした。

瀬上沢の開発については、
昨年12月、東急建設が“上郷猿田地区都市計画提案基本構想”を明らかにしました。
切り土盛り土の面積は約107,000u、商業施設20,000u、住宅約350戸、計画人口1,000人規模の大開発です。古代製鉄遺跡は破壊され、深田谷戸や猿田谷戸は埋められ、江戸道は削られます。この“都市計画提案”を今年6月には横浜市に申請する予定となっています。
ホタルのふるさと瀬上沢基金は、「瀬上沢の豊かな生態系と貴重な文化遺産を守り、子ども達の世代に引き継いでいく」為に、“瀬上沢の全面保全”を強く訴え続けていますが、
まさに今年が正念場となります。

今年、私たちは次の活動を重点的に行います。
 ・ 会員・寄付者数10,000人を目指して募集します。
 ・ 会員・寄付者の強い意志表示を、行政、議員、メデイア、地権者・事業者の方々に届け、瀬上沢の
   全面保全を働きかけます。
 ・ 行政各部局の方々に、これ以上横浜から緑を減らさない確固たる方針の下、正しい判断と緑保全
   への積極的リーダーシップをとる様、強く働きかけます。
 ・ 議員の方々に、民意の反映である瀬上沢の全面保全を真剣に検討されるよう、要請します。
 ・ メディアの方々に、“瀬上沢・再びの危機”に注目頂いて、その情報が多くの市民に共有されるよう、
   絶大な協力をお願いします。
 ・ 地権者・事業者の方々に、長く守られてきた瀬上沢の里山と緑を“子孫と全市民の為、後世に残す
   事”への英断とご協力を頂けるよう、お願いをします。

市民の皆様、会員の皆様、そして行政の皆様、議員の皆様、メデイアの皆様、地権者・事業者の皆様、子ども達や孫世代の為に、絶大なるご支援ご協力とご理解をお願い申上げます。



                                                             

         瀬上沢「再・開発構想説明会」が行われました。              (2011/12/10)

       
           日  時   12月1日(木)    15時〜17時30分
           場   所   港南台地区センター 小会議室
           出席者   東急建設(株)    上郷開発特命PJTリーダー:今井氏ほか2名
                   当基金        角田理事長ほか8名

           かねてより示されていた瀬上沢地区での都市計画提案制度による再度の開発意志に関して、
           事業者:東急建設(株)より当基金に対して、初の開発構想説明会が開かれました。
           事業者より「猿田地区都市計画提案基本構想」という呼称で、開発の概要が説明され、
           当基金側からは、構想説明への確認、疑問点、問題点を質問指摘したうえで、
           「道路西側の谷戸の緑を大幅に造成するこの開発構想は到底容認出来ない。事業者、地権者も
           市民も納得出来る方法・都市計画が有るはずだ。地権者、行政、我々と共に再考を願う。」
           旨の申し入れを行いました。

                     詳細はこちらをご覧ください



         「パタゴニア・グラスルーツテーブル」 に、出展しました。        (2011/7/24)

           日  時    7月24日(土)  14時〜17時
           場  所    パタゴニア 横浜・関内店
           
「グラスルーツテーブル」は、パタゴニアが環境団体の草の根活動を市民に知らせるための場として、通常店の外でテントやテーブルを提供してくれるものですが、暑い夏の日ということで店内の一角を使用させて頂きました。

「守ろう!瀬上沢 今年がヤマ場」のビラやリーフレットの配布、また特製地図やアルバムを見て頂きながら、瀬上沢を後世に残すために、会員入会や寄付のお願いを行いました。
開発地域に隣接する横浜栄高校・山手学院の卒業生の方もいらして、熱心に説明を聞き、質問をされていました。
                                          
                                            * ぎゃらりー にも当日の写真集があります

                                                             

         「ホタルのふるさと瀬上沢基金 第3回通常総会」が開催されました。

           平成23年6月25日(土)(15時15分〜18時30分)、港南台地区センターに於いて
           ホタルのふるさと瀬上沢基金 第3回通常総会が開催されました。

           第1部は、総会成立要件確認の後議事に入り、1号から5号議案まで全議案が
           承認可決されました。

           第2部は、当基金顧問で、かながわみどり財団、神奈川県自然保護協会理事長の
           新堀豊彦氏より「英国及び神奈川県のトラスト運動」と題して、講演会が行われました。
           引き続き第3部として交流会が行われ、親睦と意見交換が行われました。

                               <ご参考> → 「第3回通常総会決議のご通知」

                               * * *

           今回、第3回通常総会で提出された議案書が、総会出席の正会員及び、表決委任者、
           書面表決者全員により承認可決されました。

           瀬上沢保全の可否はいまだ流動的な状況ですが、事業者は今年4月から横浜市と
           瀬上沢開発計画について事前協議を開始しました。来年には申請の恐れがあります。
           まさにこの1年が正念場となります。

           ホタルのふるさと瀬上沢基金は皆様と共に、瀬上沢の緑と文化遺産の保全実現に向けて
           邁進して参ります。

           なお一層のご支援をお願い申し上げます。
                                                   理事長 角田 東一



  
       「円海山域の昆虫展と講演」を開催しました    (平成23年3月29日〜4月4日)

          “生物多様性と環境”をテーマに、栄区民文化センターリリスで一週間にわたって
          「円海山域の昆虫展と講演」を開催しました。
          円海山域は、西の瀬上沢から東は能見堂までの約320hrで、“ヨコハマbプランつながりの森”
          中心的地区となっています。
          計画停電などの影響で来場者数は計画を下回りましたが、県内各地からのお客様や多くの子供
          達が、熱心に見学していました。
 昆虫標本126箱、約1,700種、10,000頭以上が展示されました。
 「円海山域にこれほどの多様な昆虫が生息しているのか」との驚
 嘆の声や、収集の多さ、種の特定、標本整理に賞賛の声が聞か
 れました。
  展示された昆虫標本は、久保浩一先生をはじめとする「円海山
 域自然調査会」のメンバーが円海山域で採集した4,500種の中か
 ら、久保浩一先生と渡弘さんが、今回の昆虫展用に厳選したも 
 のです。
  展示された写真やく1000点は久保先生が撮影されたもので、 
 食うか食われるかの食物連鎖、木の葉やハチに擬態して天敵か   * ぎゃらりー にも当日の写真集があります
 ら身を守る巧みな生き方、環境変化で絶滅したものや新たに発
 見されたもの等をとらえた様に、多くの方が興味深く見入っていました。
 
 尚、昆虫展記念として、30年間に2,000回を超える昆虫調査の歩みや環境による変化、円海山域の昆虫分類群を
 “円海山域の昆虫〜生物多様性と環境〜(執筆 久保浩一)”としてまとめた冊子を発行しました。

 講演では、神奈川県自然保護協会理事長/ホタルのふるさと瀬上沢基金顧問の新堀豊彦先生と、
 神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員/農学博士の高桑正敏先生から、「生物多様性の大切さ」について広く
 高い見地からのお話があり、会場いっぱいの63名が詰めかけ熱心に聴講されていました。
  また、神奈川県立横浜栄高校教諭、円海山域自然調査会の久保浩一先生は、「生物多様性と環境」について 
 30年間にわたる調査体験から、次から次へと興味深いお話が飛び出す5回の講演を行い、
 延べ196名の方が聴講されました。

 また、会場入口には”瀬上のいのちある仲間達”と題された、会員の手になる可愛い見事な折紙細工の数々が
 展示され、折紙教室も開かれて、子供達も楽しんでいました。

 期間中の、総入場者数は1,267名、講演会入場者は259名、報道取材3社4回、新聞報道4回、TV放映2回、
 瀬上沢を守る基金への寄付70,861円、資料売上84,250円となりました。
 なお資料売上から16,500円を東日本大震災救援金として神奈川新聞社に寄託致しました。

 ご来場いただいた多くの皆様に,厚く御礼申し上げます。
 また開催にあたり、多大な御尽力を頂いた久保浩一先生、ご講演を頂いた新堀先生並びに高桑先生及び
 後援、協力を頂いた皆様に,厚く御礼申し上げます。
                                       NPO法人 ホタルのふるさと瀬上沢基金
                                               理事長  角 田 東 一

 * 後 援:神奈川県 神奈川県立横浜栄高等学校 横浜市環境創造局 横浜市栄区 神奈川県自然保護協会
        朝日新聞横浜総局 毎日新聞社横浜支局 読売新聞東京本社横浜支局 産経新聞社横浜総局 
        東京新聞横浜支局 神奈川新聞社 タウンニュース タウン新聞社 JCN横浜 FMヨコハマ 
        NHK横浜放送局、TVK、神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会
 * 協 力:パタゴニア(ベイサイドアウトレット/横浜・関内/鎌倉)
 * 主 催:NPO法人 ホタルのふるさと瀬上沢基金
    共 催:瀬上沢文化遺産研究会(SBK)





       昆虫展記念誌 「円海山域の昆虫」〜生物多様性と環境〜 を発行しました。 
                                                         (平成23年3月25日)


この冊子には、著者久保浩一先生の調査による円海山域に生息する4500種に上る昆虫についての発見と生態が、10年毎の環境変化とあわせて深く考察されています。
また分類群ごとのデータと解説も興味深く、生物多様性の重要さへの思いが込められています。

これは、30年間にわたり円海山域をくまなく歩いて得た調査結果であると共に、自然環境を守り続けることの大切さを後世に伝える貴重な一冊となるでしょう。

瀬上沢の生物多様性復活と自然環境を後世に残すため、この冊子を当基金のPR活動に役立てていきたいと思います。

著 者   久保 浩一 
       (円海山自然調査会・神奈川県立横浜栄高校教諭)
監 修   渡  弘
発行/協力  ホタルのふるさと瀬上沢基金
       B5版 29頁

  【本冊子の入手お問い合わせは、基金役員又は
         こちら迄 → segamikikin@gmail.com 】



 
       林 文子 横浜市長と面談          (平成23年2月8日)

          短い時間でしたが、市長を訪問する機会を得て当基金の理事、幹事8名で面談しました。
          当基金の目的と活動を紹介した後、改めて次の三項目を要望しました。
            1:瀬上沢の地権者に緑地指定、土地取得の働きかけを積極的に行って下さい
            2:舞上線上郷地区は、西側の生物多様性復活のためバイアダクト方式にして下さい
            3:いたち川の直線化工事が進行していますが、自然の蛇行を元のまま残して下さい
            

       市長からは、当基金の活動と自然の大切さへの理解あるコメントをいただきました。


                     




 
                         年頭のご挨拶 
                                               2011年1月1日 
                                               理事長  角田東一
明けましておめでとうございます。
昨年夏の猛暑、年末には全国的に雪など気候変動の厳しい中、横浜は穏やかな新年を迎えました。

昨年は、「昆虫とジャズの集い」「横浜栄高校と生物研究、文化祭、清掃活動」「神戸橋改修におけるイタチ川の蛇行保存要請、舞上線のバイアダクト化要請」など新たな活動を行いました。
「イタチ川の蛇行保存要請」につきましては行政から前向きの回答を得る事が出来ましたが、「瀬上沢の全面保全」につきましては、事業者から「縮小しても開発の意向」を再度示されています。

今年は“横浜瀬上沢保全の正念場”と捉え、事業者、地権者、行政に積極的に働きかけを行います。また、土地取得・借用・保全の為の基金集めには企業への依頼を積極的に行います。瀬上沢文化遺産研究会(SBK)との協力もより強化し、ガイドツアー、クリーンアップ作戦も継続してまいります。

今春、3月29日からの一週間、〜生物多様性と環境〜をテーマに「円海山域の昆虫展と講演」を、多方面の後援を得て行います。このイベントが成功しますよう皆様のご参加、ご協力をお願い致します。

なお、当基金の活動をより強化していくため、基金募集活動、イラストのお好きな方、イベント企画推進、ホームページの企画管理、等に協力いただける方に、ぜひとも運営に加わって頂きたくお願い申上げます。お気軽にお申し出ください。

本年が瀬上沢の保全、更に地球環境にとって少しでも前進する年になるように微力を尽くす所存です。
皆様のいっそうのご支援を宜しくお願い致します。






         10月配布ビラより           ↓ クリックでj拡大


       
 



         「ホタルのふるさと瀬上沢基金 第2回通常総会」が開催されました。

           平成22年6月20日(日)(12時15分〜14時30分)、港南台地区センターに於いて
           ホタルのふるさと瀬上沢基金 第2回通常総会が開催されました。

           第1部は、始めに当基金顧問で、かながわみどり財団、神奈川自然保護協会理事長の
           新堀豊彦氏にご挨拶を頂きました。
           総会成立要件確認の後議事に入り、1号から5号議案まで全議案が承認可決されました。

           引き続き第2部として交流会が行われ、親睦と意見交換が行われました。
              
                               <ご参考> → 「第2回通常総会決議のご通知」


                              * * *

           今回、第2回通常総会で提出された議案書が、総会出席の正会員及び、表決委任者、
           書面表決者全員により承認可決されました。
           瀬上沢の保全の可否については、いまだ流動的な状況で、今年から来年が正念場となると
           思われます。
           これから更に、生物多様性の維持を推進していくためにも、
           瀬上沢流域の緑と文化遺産の保全活動に邁進して参る所存です。

           皆様の益々のご支援をお願い申し上げます。
                                                理事長  角田 東一



                                                           (2010年4月)
                  横浜市への要請(3件)と、その回答 

            当基金の活動をとおして見えてきた、瀬上沢地域及び周辺地域の環境保全に関する喫緊の
            課題について、3月18日市の関係者と面談し、市長宛に以下3項目の要請を申し入れました。

            @ 円海山周辺緑地の保全・整備の方法について
               < 自然環境の変化を及ぼしかねない、瀬上地区散策路の過剰整備 >
          
           A 舞岡上郷線瀬上沢地下道をバイアダクト方式に改修の要請
                < 道路で分断されている西側の森に動物が自由に移動できる構造の提案 >
           
           B いたち川改修に、”多自然川づくり”の要請
               < 直線化改修工事:進行中で、その自然蛇行環境が完全に失われる大きな問題 >


           【 市の回答要旨と、当基金の見解及び今後の対応 】

            @に対する回答(4月12日付)            → 要請文と回答文@:本文はこちら
                市の回答: “安全確保と園路外進入防止のため最小限の整備”
               基金見解: ”最小限”と説明していますが、自然を楽しむ散策路としては、やり過ぎが、
                       目立ちます。隣接の鎌倉市に比べても過剰整備は明らか。
                        ”危険?”を訴える一部の声に過敏反応ではないでしょうか?。
                       瀬上沢は自然の姿で保全整備するよう提案していきます。

            Aに対する回答(4月13日付)             → 要請文と回答文A:本文はこちら
               市の回答: 財政状況、周囲の整備状況によってという条件つきながら
                       “本格整備の時は生態状況を踏まえ検討する”
               基金見解: 是非実現するよう、今後とも注視していきます。

            Bに対する回答(4月16日付)             → 要請文と回答文B:本文はこちら
               市の回答: “治水の為・生物多様性の保全・再生に配慮し推進する”と精神論を述べつつ、
                        直線化改修を行い、“親水性のある水辺空間の護岸工事を行う”
                        との矛盾した回答です。
               基金見解: 現場のいたち川蛇行部は、豊かな自然の小川の典型的姿です。(下図参照)
                       これを生かした改修計画への見直しを強く求めます。
                       瀬上沢の河川にも関連する事であり、再度強力な働きかけを行っていきます。

                                * * *
  いたち川直線化改修計画(推定図)   ***** 計画完成時の図面、景観図は入手出来ていません
                                           (現場:横浜市栄区上郷町/瀬上池の西南約1km)
                                         
   ご覧の様に、見事に豊かに蛇行するいたち川。
     赤線の直線化改修工事が、進行中です!
     ’10/4月現在、この小川と一帯は仮排水路等の工事
     により、無残な有様になっています。
     改修後の”整備計画”も明らかにされていません。


   自然の川は、本来蛇行するものです。
     緩急ある水の流れにより、水中生物が生息出来、周
     囲の乾燥化を防ぎ、岸辺には豊かな緑が育まれます。
     自然のバランスが保たれたこの豊かな環境と景観を
     地域の人は大切に守り、享受してきました。
     ”直線化した上での、人工的水辺空間”では、将来の
     子供達への、本当の贈り物にはならないでしょう。

  
  北海道の川やドイツのライン川等でも、直線化改修の後の数々の問題が、蛇行再生工事により復活、改善
                                                               したそうです。


  周囲の市街化開発に押されながら、いたち川の中/上流部にかろうじて残るこの貴重な自然蛇行環境を、
    出来るだけ残した治水計画、工事の方法への見直しを、行政へ強く求めます。
    地域、市民の皆様にも行動と、ご支援をお願いいたします。


           (↑上の地図写真は、こちら (”瀬上沢って?”)で自由に拡大、移動してご覧になれます。)




                 基金PR用冊子 「瀬上沢よ、いつまでも・・・」 を発行しました。





   


 この冊子では、四季折々の瀬上沢の自然や生物の美しい写真と、
 瀬上沢への思いを込めたエッセイで、瀬上沢の大切さを紹介して
 います。

 これは、瀬上沢のすばらしさを写真とエッセイで紹介している、
 Mooさんこと)夢生 陽:むう あきら 氏と、支援いただいた
   関係者のご協力により完成したものです。

 多くの方々に,瀬上沢の素晴らしさを知って頂けるよう、この冊子を
 当基金のPR活動に役立てていきたいと思います。


    * 著 者       夢生 陽(むう あきら)ー写真・文 
    * 発 行・監 修  ホタルのふるさと瀬上沢基金
    * B5版 35頁


   【 本冊子についてお問い合わせは、基金役員又は
         こちら迄 → segamikikin@gmail.com 】



         「ホタルのふるさと瀬上沢基金 第1回通常総会」が開催されました。

          平成21年6月21日(日)(12時15分〜14時30分)、港南台地区センターに於て、
          ホタルのふるさと瀬上沢基金第1回通常総会が、開催されました。
          
          第1部は、はじめに当基金顧問で、かながわみどり財団、神奈川県自然保護協会理事長の
          新堀豊彦氏にご挨拶をいただきました。
          総会成立要件確認の後議事に入り、1号から6号議案まで全議案が承認可決されました。
          
          なお、第1部終了後開催された臨時理事会において理事互選により、
              理事長;角田東一、副理事長;寺本浩、藤田みちる、が再任されました。
         
          引き続き第2部として交流会がおこなわれ、親睦と意見交換が行われました。

                                  <ご参考> → 「第1回通常総会決議のご通知」

                                * * *

              今回の第1回通常総会は、基金設立から約半年での開催となりました。
              (事業年度は、5月1日から4月30日)
              この半年間は、会員及び支援の皆様の多大なご協力をいただきながら
              当NPO法人設立当初の諸懸案に対して、理事会としても手探り状態での
              立ち上がりの第一期でした。

              スタートした第二期では、新役員も加わり、
              ”瀬上沢の緑と文化遺産の保全”の為の、より具体的な活動、事業を
              実施、推進してまいる所存です。
 
                 皆様のますますのご支援をお願い申し上げます。

                                             理事長 角田東一




       「上郷開発事業」(瀬上沢)・その後の動向 < 2009年5月1日現在 >

           本年1月1日付けの報道記事(下段)以来、事態の動きを注視し行政及び事業者側に接触を
           してきました。5月1日現在、今後の瀬上沢地区の緑地の扱いについての計画は明らかには
           されていませんが、その後の関係方面の動向について整理いたしました。
           是非ご一読頂き、現在の状況認識と、当基金活動へのますますのご協力をお願い致します。

           こちらからご覧下さい   「上郷開発事業」(瀬上沢)・その後の動向 」
           
            



              新聞報道より, < 2009年1月1日:神奈川新聞 一面トップ見出 >

           横浜市、” みどり新税「瀬上の森」に。 保全へ買い取り検討 ” 
          
         * 当基金の活動目的であり、多くの市民の皆様の願いである瀬上沢地区(記事では「瀬上の森」)
           の保全に関しての、注目すべき記事が掲載されました。
           「協力が得られた場合」という条件つきながら、横浜市としても都市緑地法、みどり税の活用を
           考慮し将来の買い取りも視野に入れて積極的に取り組み、この緑地保全策の検討に入った、
           というものです。
           私達の願いにとって大いに勇気づけられる、行政の意向が示された報道です。
           開発事業者側も、三月までに今後の方針をだすとしています。
           私達は、これらの動きを注視しつつ瀬上沢地区の緑の保全のために、着実に粘り強く活動
           してゆきます。

        * 詳しくはこの記事を是非ごらんください。
             
               1: 神奈川新聞・1月1日付 一面 トップ記事 (切り抜き)

               2: 【参考】  「 横浜みどり税 」 について (リンク)
            
   


 
   活 動 記 録                   【 平成20〜22年 】


平成24年】  ***  活動記録(抄録)  ***
    
*  12月22日 「YOKOHAMA冬ホタル」開催 1,000名参加
 12月 9日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 12名参加(SBK主催に協賛)
* 11月13日 当基金の認定NPOに向けて、市民局が帳票類を現地調査
11月 8日 市長質問その3,その4提出
11月 8日 市道路局訪問,市財政局訪問,市温暖化対策本部訪問
11月 6日 市会議員P氏面談 瀬上沢の保全協力要請
* 10月22日  第17回夜間昆虫調査実施
10月14日 「佐藤潤コンサートin瀬上沢」実施 60名参加
10月14日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 16名参加(SBK主催に協賛)
10月13日 市会議員O氏面談 瀬上沢の保全協力要請
10月10日 市会議員N氏面談 瀬上沢の保全協力要請
*   9月30日 16回夜間昆虫調査実施
9月20日 市会議員LM氏面談 瀬上沢の保全協力要請
9月11日 15回夜間昆虫調査実施
9月10日 市会議員K氏面談 瀬上沢の保全協力要請
9月10日 α政党支部長J氏面談 瀬上沢の保全協力要請
9月 8日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 20名参加(SBK主催に協賛)
*  8月30日 14回夜間昆虫調査実施
8月26日 パタゴニア鎌倉店にてグラスルーツテーブル実施
8月24日 栄区役所に、上郷開発計画及び川窪河川改修の問題点について説明
8月23日 市長宛質問書♯2提出
8月23日 市会議員I氏面談 瀬上沢の保全協力要請
8月21日 衆議院議員H氏面談、上郷開発計画の問題点について説明
8月18日 パタゴニアベイサイド店にてグラスルーツテーブル実施
8月17日 市会議員G氏面談 瀬上沢の保全協力要請
8月14日
市長質問書♯1提出
8月12日
「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 14名参加(SBK主催に協賛)
8月 2日 13回夜間昆虫調査実施
* 7月23日 横浜栄高校「夏休み研究いたち川の生物調査」に協力
7月22日 パタゴニア鎌倉店にてグラスルーツテーブル実施
7月18日 第12回夜間昆虫調査
7月 8日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 14名参加(SBK主催に協賛)
7月 5日 第11回夜間昆虫調査
6月30日 〜7月1日 横浜栄高校文化祭に出展 
6月23日 第4回通常総会開催 
6月12日 第10回夜間昆虫調査
6月10日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 18名参加(SBK主催に協賛)
6月 2日 第3回東急建設説明会
* 5月30日 第9回夜間昆虫調査
5月23日 第8回夜間昆虫調査
5月13日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 23名参加(SBK主催に協賛)
5月12日 寄付1万人アクション/山田陽治瀬上の宝物探し 40名参加
(パタゴニア・ベイサイド企画)
5月 8日 第7回夜間昆虫調査
* 4月28日 横浜・瀬上の貝化石 講演と観察会 72名参加
  4月24日  第6回夜間昆虫調査
4月 8日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 13名参加(SBK主催に協賛)
4月 7日 寄付1万人アクション、ヨガ・トレイルラン63名参加
(パタゴニア・ベイサイド企画)
4月 2日 記者発表「開発区域に希少甲虫5種生息
*  3月27日 県土整備局面談 瀬上沢の保全要請
3月26日 道路局河川部面談 川窪蛇行保全要請
3月11日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 19名参加(SBK主催に協賛)
3月 7日 市会議員F氏面談 瀬上沢保全への理解協力を要請
3月 7日 県会議員E氏面談 瀬上沢保全への理解協力を要請
*  2月29日  市 建築局都市計画課、建築企画課 面談 瀬上沢の保全要請
2月12日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 19名参加(SBK主催に協賛)
2月 9日 市 環境創造局政策課 面談 瀬上沢の保全要請
2月 7日 日本ナショナルトラスト協会 面談 瀬上沢トラスト協力要請
2月 6日 栄区 副区長 面談 瀬上沢の保全要請
* 1月27日 市 副市長 面談 瀬上沢の保全要請
1月20日 市 環境創造局緑地保全推進課 面談 瀬上沢の保全要請
1月20日 市 都市整備局まちづくり課 面談 瀬上沢の保全要請
1月19日 衆議院議員D氏 面談 瀬上沢の保全要請
1月12日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 24名参加(SBK主催に協賛)




平成23年】  ***  活動記録(抄録)  ***
    
* 12月23日 東急建設へ、“再・開発構想”に対し補足質問
12月11日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 14名参加
12月10日 市会議員C氏 面談 瀬上沢の保全要請
12月3日 市会議員B氏 面談 瀬上沢、川窪の保全要請
12月1日 東急建設より、“再・開発構想”についての説明会
* 11月27日 地権者 訪問 基金の活動説明
11月24日 東日本高速道路面談 川窪上流部を残すよう要請
11月18日 河川事業課面談 川窪(いたち川)の蛇行を残すよう要請
11月17日 市会議員A氏面談 瀬上沢、川窪の保全陳情
11月13日 SBKガイドツアー 20名参加
11月 5日 栄祭り 基金メッセージビラ配布
11月 3日 地権者 面談 基金の活動説明
* 10月26日 地権者 面談
10月21日 市 財政局管財課 面談
10月17日 第6回夜間昆虫調査
10月17日 臨時クリーンアップ 4名参加
10月17日 市 財政局資産経営課 面談
* 9月30日 第4回夜間昆虫調査実施 7名参加
    9月27日 市 環境創造局政策課 面談
9月20日 市 河川計画課 面談
9月18日 パタゴニアベイサイドアウトレット店でグラスルーツ実施
9月17日 港南台駅周辺・街宣パレード実施
9月16日 市 みどりアップ推進課 面談
9月11日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 23名参加(SBK主催に協賛)
*  8月31日 市 河川計画課、道路事業調整課 面談
8月30日 第3回夜間昆虫調査実施 7名参加
8月25日 東急建設 面談
8月14日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 13名参加
8月13日 第2回夜間昆虫調査実施 8名参加
8月 8日 市河川課 面談
8月 6日 横浜栄高校「夏休み研究いたち川生物調査」に協力
8月 3日 市 教育委員会 面談
8月 1日 「臨時 瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 5名参加
* 7月26日 市環境創造局面談
7月25日 瀬上沢西の森で夜間昆虫調査実施
7月24日 パタゴニア関内店でグラスルーツ実施
7月10日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 19名参加(SBK主催に協賛)
7月 9日 〜10日 栄高校文化祭出展 テーマ“瀬上沢を知ろう”
7月 5日 市道路局河川事業課面談
7月 2日 “瀬上沢・水と森の教室”オープン
* 6月25日 第3回通常総会開催
6月17日 栄区区政推進課と面談
6月13日 市環境創造局 道路局 都市整備局と面談
6月12日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 20名参加
6月 3日 第3回総会資料印刷 送付
* 5月21日  第12回理事会開催 第3回総会議事の承認
5月16日 東急建設と面談
* 5月 8日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 29名参加(SBK主催に協賛)
4月16日 第11回理事会開催 昆虫展総括
4月 9日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 20名参加
* 3月29日 〜4月4日 「円海山域の昆虫と講演」開催,栄区民文化センターリリス来場者1,267名 講演入場者259名
3月13日 「瀬上沢ガイドツアー」実施 8名参加(SBK主催に協賛)
3月 9日 朝日新聞折込み紙「定年時代」取材 瀬上沢案内
* 2月19日 港南台駅頭にてチラシ「円海山域の昆虫展と講演」を配布
2月13日 「瀬上沢クリーンアップ作戦」実施 30名参加
軽トラ1台分のゴミ収集、(SBK主催に協賛)
2月8日 市長と面談 8名参加。 瀬上沢の全面保全、西の森のバイアダクト化といたち川の蛇行復元で生物多様性への配慮を要望
* 1月15日 港南台駅頭にてチラシ「瀬上沢の開発は今も進行中」を配布 
  1月9日  「瀬上沢ガイドツアー」実施 30名参加(SBK主催に協賛)




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